2011年4月26日火曜日

遊悠舎京すずめのメンバーでもある佐藤慈光住職よりメッセージが届きました。

遊悠舎京すずめのメンバーでもある佐藤慈光住職より以下のメッセージが届きました。

被爆アオギリの植樹を、金閣寺で、とり行う運びとなりました。
被爆アオギリは、平和の尊さ、命の尊さ、そして希望のシンボルとして、植樹致します。       
8月15日の午前に行われます植樹式には、皆様のご参加お越しを、心よりお待ち申し上げております。 
京都から世界に向けまして、平和のアピールも出来るのではないか、こう考えてもおります。
特に、京都(日本の文化)から発信する事の重要さを、かみしめております。

現代人の傲慢を戒めるには、先人(先祖)の文化からの、学びとりの姿勢が肝要と存じます。平和の発信には、学びとりの伴う京都は、欠く事の出来ない大切な役割を、になうのではないでしょうか。
また、争い(戦争)の背後には、双方の欲得があり、これを狙い目として利用され、あるいは利用し、煽り、突入して行くものと考えます。
我を見失う欲得に対し、改心と戒めを頂けるのも、先人の遺された知恵(文化)から、と考えます。

こうしたことから、アオギリの植樹をもって、平和のアピールを京都からさせて頂く事に、深い意義を感じている次第でございます。 

左藤滋光 合掌

関連リンク
http://news.rcc.jp/?i=MTQ3Mjk=&#a

2011年4月3日日曜日

「1日1回、毎正時の祈りを」

「東日本大震災に対して、京すずめとしてできることは何なのか、今こそ声を上げたいと思います。今こそ、京都の文化こそが自然と響きあい守りあう文化であると思い、先人の知恵を掘り起こす作業をしております。
今身近にできること、京都から被災地へ向けて、祈りを送りたいと思います。
ロンドンにお住まいの宗本宗訓氏から「1日1回、毎正時の祈りを」のメッセージを頂きました。ご覧頂ければ幸いでございます。

NPO法人遊悠舎京すずめ
理事長 土居 好江


「1日1回、毎正時の祈りを」

                    内科医・僧医  対本宗訓


 思慮を絶し言葉を絶し、身も心も痛み続けます。当地でもBBCテレビなどで連日大きく報道がなされています。遠く離れた地にいる私たちにいま何ができるのか、常に問い続けています。
ロンドンは世界中いろいろな国からの人が集まっています。政治や文化や宗教の背景もみな違います。しかしどの人も会うたびに日本の惨状に悲しみと共感の言葉をかけてくださいますので、私も胸があつくなります。
「私たちに何かできることは?」と尋ねられるたびに、私は「1日に3分間のご協力をお願いします」とお答えしています。
毎正時のいずれか1回、3分間だけでいいです、あなたの心からの祈りを日本の被災地に捧げてください。犠牲になった方々のみたまに向けてさしあげてください。困難きわまる救援活動や原発災害の現場に注いでください。何としてでも、破滅的な放射能汚染は防がねばなりません。
具体的なイメージを描いて、調和に満ちた力強い思念を集中していただければなおありがたいです。
人によって生活のリズムが異なりますし、世界中ではそれぞれ時差があります。しかし毎正時はどこの国でもどんな人にでも、世界同時に、1日24回ちゃんと訪れます。言い換えれば、1日に24回のチャンスがあります。その24回のいずれか1回でいいです。どんなやりかたでもかまいません。あなたの意識を日本に向けていただきたいのです。
祈るだけでは無力だと多くの人が思っています。しかし祈りが無力なのではありません。祈ることを忘れた心が無力なのです。毎日24回、世界中の多くの人々の祈りの想いが集結すれば、きっと大きな力となってはたらくことになるはずです。
日本は「毎正午の祈り」でいいかもしれません。

                               合 掌
 
                             3月14日記

  宗本宗訓氏 HP
  http://www.sokun.net/